社長メッセージ

守るべきこと 変わるべきこと 進むべき道

この度、平成30(2018)年4月1日より代表取締役社長に就任いたしました。 昭和12年に初代 髙橋政助が創業し、私で四代目となります。創業80有余年の歴史の重みと、ふるさと女川町への更なる貢献。株式会社髙政に寄せられる数多くの期待を感じております。心より感謝し、夷険一節の全を果たしたいと思います。

代表取締役社長 高橋 正樹

我々のふるさと宮城県女川町は、震災を乗り越え復興を果たそうと日々前進をしております。より良い街にするため、若者のみならず全世代一丸となって最後の最後まで知恵を絞り最適解を求め続けます。
守るべきこと、変わるべきこと、進むべき道。今、企業も街も新しく生まれ変わる瞬間に立っています。企業人として、地元を愛する人間として、さらなる精進をお誓いいたします。
今後とも旧に倍して一層のご指導とご厚誼を賜りますよう、ふるさと女川町共々何とぞよろしくお願いします。

平成30年4月

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現状に満足しない、自分に妥協しない。美味しい蒲鉾を作るために、私が守り続けていること。

子供の頃食べていた蒲鉾の味を
自分の手で再現したかった。

弊社は長年蒲鉾の原料である「すり身」のメーカーとして業を営んで参りました。水産業界をはじめ様々な方面から「昔食べた蒲鉾、あの味を食べたい」という声を耳にするにあたり、我々も常々その想いが巡っており、 「昔食べた蒲鉾の味」それは地場に水揚げされる魚で作った蒲鉾ではないかとの、結論に至りました。

素材メーカーである弊社が、原魚の扱いから培った独自のノウハウを投入すればその味を再現できると思い、平成5年より「素材を生かした蒲鉾作り」をテーマに、生産・販売を事業の柱に据えて参りました。

素朴な魚の味が蒲鉾に形を変え風味を醸し出す、そんな古くから地場で伝えられてきた味をこれからも大切にしたいと考えています。

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もっと美味しい蒲鉾を作りたい。
その気持ちが世界に目を向けさせた。

「素材がすべて」を原点と位置付け、美味しい蒲鉾を作るため、地元、女川港のみならず、世界に素材を求めて展開するようになりました。現在はミャンマーにて合弁会社を持ち、グチ(石持)・イトヨリ鯛・エソ等の身味の良い魚を厳選して生産するとともに直輸入体制を取り、自社製品使用のみならず、全国の練り製品メーカー様より過分なる評価をいただいております。

弊社の蒲鉾の特徴は噛めば噛むほどに魚の風味と味わいが出てくる点です。調味料で作ることの出来ないこの味から、素材を生かす高政の蒲鉾作りへの姿勢を皆様にきっと解って頂けると思います。

弊社製品をご愛顧いただいている皆様、そしてこれからお求め頂くお客様に感謝いたしつつ、今後とも愛される蒲鉾作りを目指して研鑽を重ねて参ります。

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